靴が臭いけれど、何をしていいのか分からない。靴の臭いに困った方は、多いのではないでしょうか。
対策が分からずそのまま放置して、ますます臭いを強くしたくありませんよね。
今回は、靴の消臭方法を5種類紹介しています。
※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はラクリー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。 |
そもそも靴が臭くなる原因とは?
主に靴や靴下に付着した雑菌が、臭いの元になります。足が汗をかきやすいと言われているのは、汗腺が集中している場所だからです。
特に足の裏からは、1日にコップ1杯分の汗や水分が出てると考えられています。
足の臭いの原因の1つに、爪垢もあります。爪の間には古い角質や汗がたまりやすいですが、これを取り除かなければ強い臭いになるわけです。
爪の中では、特に親指が汚れやすいので注意してください。爪を切ることやブラシで汚れを落とすことが、爪垢の対策に繋がります。
ストレスも足の臭いの原因の1つです。緊張する場面では汗の分泌量が増加しますが、これを「精神性発汗」といいます。ストレスが溜まること自体も、臭いの原因になります。
靴の消臭に効果的な対策
対策 | 即効性 | 持続力 | 手軽さ |
靴専用消臭スプレー | ◎ | ◯ | ◎ |
10円玉 | △ | △ | ◎ |
脱臭炭 | ◯ | ◯ | △ |
重曹 | ◎ | ◯ | △ |
消臭用ソール | △ | ◎ | ◯ |
靴の消臭の代表的な対策をまとめました。ここからはそれぞれ詳しく解説していきます。
靴専用の消臭スプレー
靴の嫌な臭いの元になる物質は「イソ吉草酸」というものです。イソ吉草酸の臭いに対応するために、エタノールを含んでいる消臭スプレーがたくさんあります。
抗菌効果のある銀イオンを含んだ消臭スプレーもありますので、このような成分が含まれたものを選べば、長い間臭いを抑えられます。
10円玉
10円玉の成分は、95%が銅です。銅に抗菌作用があるので、臭いの軽減ができると言われています。国内だけに限らず海外でも銅が硬貨として使われているのは、たくさんの人が触れても抗菌作用で衛生面が維持できるからです。
脱臭炭
炭は脱臭効果があるので、家庭でもさまざまなものの臭い対策として使われています。炭の脱臭効果は永遠に続くわけではないことに、ご注意ください。
炭の表面には、私たちの目に見えない小さな穴が無数に空いています。無数に空いている穴が、臭いの元になっている成分を強く吸着することで脱臭しているわけです。
炭の穴が臭いの元になっているたくさんの成分を吸着すると、消臭効果が徐々に弱まってきます。
そのため脱臭効果が続く時間は、炭の大きさや使用時間、環境によって異なります。
重曹
靴の消臭には、重曹が活用できます。水200mlに対して重曹小さじ2分の1程度の重曹水溶液が入れた重曹スプレーを用意してください。重曹の濃度が濃い場合は、スプレーの噴射口がつまることがあるので、濃度はこれぐらいがちょうどです。
スプレーではなく、重曹を直接靴に振りかける方法もあります。臭いの気になる靴全体に重曹をたくさん振りかけて一晩置いてください。次の日に、振りかけた重曹をはたいて落とします。
消臭用ソール(中敷)
消臭用ソールでは、抗菌や汗の吸収、脱臭による対策が可能です。ほとんどの消臭用ソールは、自社の開発した素材を活かしていたり活性炭で臭いを吸着したりしています。
使用環境にもよりますが、活性炭の場合は使い始めてから1ヵ月から2ヵ月程度で消臭効果がなくなるものが多いです。
消臭用ソールに、抗菌も追加して販売しているメーカーもあります。抗菌作用を追加した消臭用ソールの材料には、銀が多く使われています。
銀は水分に溶けると銀イオンになるわけです。細菌が銀イオンを取り込むと活動を抑えられると言われています。
靴の悪臭を抑えるためにできる毎日のお手入れ方法!
靴の悪臭を抑えるには、毎日のお手入れが欠かせません。ここでは、3種類のお手入れ方法を解説します。
靴をローテーションさせる
靴が臭わないようにするには、通気性が大切です。1日履いた日は風通しのある日陰に干して、靴の中の空気を入れ替えてください。
靴は毎日同じものを履いても平気な気がしますが、臭いがしているのなら雑菌が繁殖しているということです。靴の嫌な臭いが気になるのなら、2日続けて同じ靴を履くことを避けましょう。
理想なのは3足をローテーションさせて、1日履いたら2日休ませることです。休ませることで湿気や汗が取り除かれ、臭いにくくなります。
インソールも乾かす
汗がインソールにまで染み込んでしまい、雑菌の繁殖を手伝っているかもしれません。インソールは複数枚用意しておき、1日履いたらしっかり汗を乾かしてください。インソールも空気に触れさせておくわけです。
シューキーパーを使う
靴にはシューキーパーをセットしておくことにより、型崩れの防止だけではなく除湿効果が期待できます。
靴自体の臭いと足の臭いも一緒に対策すると効果的!
靴の臭いだけではなく、臭いの元である足の臭から対策するのがおすすめです。環境にもよりますが、通気性に優れていて綿やウールなどの天然素材でできた靴下は、臭いがつきにくくなります。
ストッキングは化学繊維素材でできているものばかりではありません。臭いがこもりやすいことを考えて、汗をよくかく場所は通気性に優れた素材で作っている商品もあります。
普段から足の臭いのことを考えて、靴の周りの環境を整えれば、臭いもつきにくくなるでしょう。
靴専門クリーニングで汚れと臭いをリセットするのもおすすめ!
靴専門のクリーニング店で、汚れと臭いを取り除いてもらう方法もおすすめです。クリーニング店では靴の素材に合わせて専用の洗剤を使ってくれるので、家庭で対策をするよりも臭いを減らせます。
まとめ
靴の消臭におすすめの対策を説明しました。毎日履くものなので、通気性を確保することが大事なのです。靴下やストッキングなど靴の周りの臭いもありますから、どちらもお手入れするのがおすすめです。
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