「家の中の収納スペースがもうギリギリ・・!」
「もう自宅のクローゼットや押し入れでは収納しきれない!!」
「捨てたいけれど思い入れがあって捨てられない・・」
・・年々物が増えていく中で、特に服ってかさばるし、スッキリさせたいアイテムの一つですよね?
ちびっこ3人の5人家族の我が家は1年、2年と経つと子供のおもちゃ、保育園で作った思い出の造作物等々、捨てるに捨てられないものがどんどんと増えていきます。。
旦那の服はすぐに捨てられるけれど、自分と子供たちの服はなかなか捨てられず・・(笑)
最近ではより手軽にそして経済的な負担を少なく、第2の収納場所として活用できるサービスが増えてきています。ここではそんな服を保管できる便利なサービスの特徴や費用相場、それぞれのメリット・デメリットを中心にまとめました!
毎日をすっきりと快適に過ごすためぜひ参考にしてみてくださいね!
※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はラクリー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。 |
保管トラブルを起こさないために考えたい服の保管中のリスク!
リスク | 望ましい環境 |
虫食いによる穴あき | 害虫がいない環境 |
カビの発生 | 湿度・温度が管理された環境 |
色褪せ・変色 | 直射日光が当たらない環境 |
黄ばみ・シミの悪化 | 汚れ放置して保管しない |
保管はできて収納スペースは確保できた!!・・・でも服が着れなくなった・・。これだけは避けたいところ。
セーターを引っ張り出したら、虫食いで穴が開いてしまっていた・・、スーツにカビが生えていた・・。白いブラウスが黄ばんでいた・・等々、保管トラブルを経験したことのある方も多いのではないでしょうか?
自宅でも別の場所でも、第一に考えなくてはならないのは保管中のリスク。洗わずに汚れが付いた状態でそのまま長期保管に入るのはNGです。
そして服の保管サービスを選ぶ際に必ずチェックしたいのが保管環境。ここからは衣類に適した環境とは何か?そのことに留意して、実際に依頼する際にどんなポイントに注意すればよいのかをまとめています。
服を保管してくれるサービスを選ぶ際に気を付けたい5つのポイント!
服の保管サービスを検討する際の4つのポイント!
- 衣類に適した湿度・温度が保たれた環境か?
- 害虫対策がされているかどうか?
- 折ジワや型崩れを起こさない保管方法かどうか?
- 直射日光が当たらず変色を起こさない環境かどうか?
- 保管したい物・保管期間・保管料が見合うかどうか?
1. 衣類に適した湿度・温度が保たれた環境かどうか
服はカビ・虫食い被害を防ぐためにも湿気の少ない場所に保管する必要があります。日本はもともと湿気の多い気候かつ梅雨時期や夏場は特に高温多湿になるため、1年を通して湿気と温度のコントロールがされている環境が望ましいでしょう。
その為、服の保管を考えた時には屋外のコンテナボックスは湿度や温度のコントロールが難しい場所は向きません。
2. 害虫対策がされているかどうか
湿気や温度と同時に害虫が入り込みづらい環境、あるいは害虫対策がしっかりとしている保管サービスを選びましょう。
虫食いを引き起こす害虫は1mmの隙間からも侵入できると言われているため、ダンボールで保管する場合は防虫剤を入れておき自分の服を守る必要があります。
日本で古くから使われてきた桐のタンスは、湿気をためない・害虫が寄ってこないという服を保管するのに最適な収納道具です。
3. 折じわや型崩れを起こさない保管方法かどうか?
コートやスーツなど型崩れや折りじわが気になる服を保管する場合は、ハンガーに吊るして保管できるサービスを選び必要があります。ダンボールなどに詰めて長期間保管すると折りじわが付いてしまうので保管する服に合わせて選びましょう。
4. 直射日光が当たらず変色を起こさない環境かどうか?
窓があって日差しが入り込む保管場所は、直射日光によって色褪せや変色などのリスクがあります。屋外でも室内のトランクルームでも多くの場合、日差しは入らないようなところが多いので特に気にすることはありませんが知識として知っておくと良いでしょう。
5. 保管したい物・保管期間・保管料が見合うかどうか
保管するものが服だけなのかそれとも服以外にもあるのか。また保管したい期間はどれぐらいなのか、それによって保管料が変わってきます。
後述で詳しく解説をしていますが、例えばクリーニング店の保管サービスでは服だけしか保管ができません。服だけではなく他のものも預けたい場合は、レンタルのトランクルームを選ぶ必要があります。
服の保管が可能なサービス3業態比較!クリーニング保管orトランクルームどれが良い?
クリーニング保管 | ネット宅配トランクルーム | ビル内トランクルーム | |
服の保管 | ○ | ○ | ○ |
服以外の保管 | × | ○ | ○ |
保管期間 | 最長11ヶ月程度 | 上限なし | 上限なし |
保管料金 | クリーニング代に含まれ無料の場合も | 月額500円前後 | 0.5畳8,000円~※面積・地域差あり |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
服の保管をしてくれるサービスは大きく3つあります。ここからはそれぞれの特徴やメリット・デメリット、費用相場など詳細を解説していきます。用途や目的にあったサービス選びの参考にしてみてください。
屋外にコンテナを置くレンタルボックスは温度や湿度のコントロールが難しいという理由もあり衣類の保管にはおすすめできません。
【大切な衣類をしっかり保管】したい人にはクリーニング+保管サービスがおすすめ!
クリーニング店がクリーニングの付随サービスとして行っているのが保管サービス。衣替え時期のクリーニング後に次のシーズンまで預かってくれるのでクリーニングのついでに自宅の収納スペースも確保できる便利さがあります。
街のクリーニング店でも保管サービスを行っているお店がありますが、家に宅配で届けてくれる宅配クリーニング店がとても便利です。
クリーニング+保管のメリット
- プロのクリーニングでしまい洗いが可能
- クリーニング代と保管セット料金でお得
- ~最長11ヶ月程度の保管期間(お店により異なる)
- 無料保管をしてくれるお店もある
- 5点~20点単位でのパック料金で保管料無料のお店も・・
- 5点前後の少ない枚数から対応
- アパレル・衣類の保管に適した保管環境
クリーニング+保管のデメリット
- 保管期間が最長11ヶ月程度まで※一部有料で延長が可能なお店も
- 急に必要になったときに取り出しに2週間前後かかる
- 衣類しか保管できない
クリーニング店が行っているクリーニング後の保管サービスはプロのクリーニングの為、汚れの除去率が高い分、虫食いリスクなどは低くなります。ただし、汗などの水溶性の汚れを落とすためにはドライクリーニングのみでは不十分です。汗抜き加工などのウェットクリーニングで依頼するようにしましょう。
一般的にクリーニングに出すと1,000円~2,200円(税込)程度する衣類をクリーニング+保管サービスを活用するとお得です。
クリーニング+保管サービスを利用した方の口コミ
クリーニング保管してたコート達が大量に届いた。
クローゼットが狭いから、夏助かってたけど、これどこしまおう…笑
今日は断捨離だーーー!
でも意外と安いし綺麗だしオススメだよ(´∀`=)#リネット保管 pic.twitter.com/splZuePwWH— 市原彩花 (@ayaka_Ichihara) 2016年11月5日
秋冬できる厚手のアウター類はおおよそ春先には着用しなくなるので衣替えの際にクリーニングと一緒に来シーズンまで保管を依頼する方が多くなります。
また、自宅では難しいプレス等の仕上げをした状態で保管に入るので、着用するときには見た目もきれいな状態です。自宅洗いが難しいシルクやカシミヤなどの天然素材をはじめ、ダウンジャケット・スーツ等はクリーニング+保管のサービスがおすすめといえます。
- 冬物の保管に入るコート・アウター類
- 虫食いリスクの高いウール・カシミヤ製品
- 夏物のスーツ
- スキーウェア・スノボウェア
- 着用シーズンが決まっているその他衣類
クリーニング+保管の費用相場は1着1,000円~2,200円(税込)程度!
例:ネクシー|ウォッシュクローゼット(スタンダード)の場合
価格 | 1着あたり | |
7点 | 8,440円(税込) | 1,220円(税込) |
10点 | 11,000円 | 1,110円(税込) |
15点 | 15,000円 | 1,000円 |
例:リネット|プレミアムクロークの場合
価格 | 1着あたり | |
7点 | 10,780円(税込) | 1,440円(税込) |
12点 | 17,480円(税込) | 1,440円(税込) |
18点 | 24,800円 | 1,377円 |
クリーニング保管を提供する業態として多いのが宅配型のクリーニング店。5点、7点~20点・・というように複数枚で料金が決まっています。
おおよそ1枚換算すると1,000円~2,200円(税込)前後が相場となります。これはクリーニング料金と保管料、また送料を含む金額なので依頼する衣類によってかなり格安といえます。
1枚220円(税込)前後のクリーニング料金のYシャツなどを出すと損をしてしまいますが、1,000円~2,200円(税込)する冬物のコート・ジャケット類を出すのがお得に活用するポイントです。
【服以外のものも一緒に長期保管】したい場合はトランクルームがおすすめ!
ネット宅配型 | ビル内 | |
保管形態 | ダンボール | 自由 |
保管可能な物 | 服を含め、家財全般 | |
預け入れ | 宅配 | 自分で搬入 ※宅配可なところも |
取り出し | 宅配 ※取り出し料800円 |
自分で取り出し |
取り出し納期 | 翌日・翌々日に届く ※運送業者の営業時間 |
24時間365日可能 |
保管料金 | 月額500円前後 | 0.5畳8,000円~ ※面積・地域差あり |
収納量 | ○ | ◎ |
コメント | 1箱単位で保管量を調整できる | 畳数で選んで調整できる |
トランクルームには大きく2つの形態があります。1つはビル内の区画を借りる従来型のトランクルーム。もう1つはここ数年で増えてきたネット宅配型のトランクルーム。大まかな特徴は上記表の通りです。
大きく違うのは、ネット宅配型のトランクルームはダンボール1箱単位で保管ができること。従来型のトランクルームは畳数単位のため、畳数に応じて大量の荷物を保管できます。
ただし服を保管する場合、虫食いやカビ、汚れを放置したことによるシミなどを防ぐため保管前にクリーニングしておくことが望ましいでしょう。あるいは保管の際に防虫剤を入れるのがおすすめです。
ネット宅配型トランクルームは1箱単位で保管が可能!利便性も◎
家にある衣類をダンボールに詰めて運送業者で送るだけで預け入れができるネット宅配型のトランクルームです。ダンボールの中には衣類だけではなく、CDや本、その他様々なものを保管することができます。
到着後、1点1点写真撮影をして専用アプリやネット上のマイページで画像管理ができる為、何を預けたのか?をいつでも好きな時に確認ができるのも人気の一つです。また保管中の衣類をクリーニングに出したり、そのままフリマに出品したりとオプションサービスも充実しており使い勝手がとても高いサービスです。
ネット宅配型トランクルームのメリット
- 家から宅配で預け、取り出しも自宅に届く便利さ
- ダンボール1箱あたり500円前後の月額費用で利用ができる
- 取り出し納期が最短翌日・翌々日と早い
- 1点ごとに写真を撮影してアプリ上で画像管理ができる
- フリマ等への出品もできる
- 衣類以外も一緒に保管できる
ネット宅配型トランクルームのデメリット
- 毎月500円前後の保管費用がかかる
- 汚れた衣類を預けた場合、虫食いリスクも・・
- ダンボールでの保管が基本の為、折ジワが気になる
クリーニング店の保管サービスは保管期間が長いお店でも最長で11ヶ月程度と期間が決まっています。それ以上の保管ができない為、使う予定が未定のサイズアウトした子供服や着る機会がほとんどない・・でも捨てることができない衣類などはトランクルームがおすすめです。
ただしダンボール保管になる場合、型崩れの気になる衣類は注意が必要です。トランクルーム業者によっては、有料オプションとしてハンガーでの保管をしてくれるところもあります。
また最近ではネット注文で箱を取り寄せ、そのまま送って保管ができるネット宅配型のトランクルームサービスが人気です。
ネット宅配型トランクルームを利用した方の口コミ
ようやく片付いた!!
とりあえず5箱( ^ω^ )
あと一箱はまた今度(`・ω・´)#サマリーポケット#稲垣吾郎 pic.twitter.com/4TwhcFo5FD— 📎すまみん🖇 (@hiromami818) 2018年3月7日
両方使っていました(今はサマリーポケットのみ)が、サマリーポケットのほうがアプリで荷物を管理できたり、クリーニングなどのオプションも細やかで使い心地はいいです。ただしちょっとだけお値段も高いですが……、価値はあると思います。その分なのか、minikuraにはない大きなボックスがリーズナブルにあったりもしますし。
(引用:ヤフー知恵袋)
1箱単位で保管したいものを依頼できるので、従来のトランクルームを借りるほどの量ではないけれど、保管してもらえると助かる!、、そんなものを預ける方が多いようです。
また取り出したいとなった時も翌日か翌々日(業者により異なる)で手元に届くというスピード感もほぼ家に保管しているような感覚で安心です。
- サイズアウトした子供服
- 着る機会がほとんどないが捨てることができない衣類
- マフラー・手袋などシーズン小物
- 型崩れや折りじわが気にならない衣類 など
ネット宅配型トランクルームの費用相場は1箱500円程度!
例:サマリーポケット|スタンダードプランの場合
サイズ | 月額保管料 | 取り出し料 | |
レギュラーボックス | 38㎝x38㎝x38㎝ | 300円 | 800円 |
アパレルボックス | 60㎝x38㎝x20㎝ | 300円 | 800円 |
ラージボックス | 68㎝x47㎝x35㎝ | 500円 | 980円 |
例:trunkの場合
サイズ | 月額保管料 | 取り出し料 | |
専用ボックス | 56㎝x48㎝x36㎝ | 500円 | 800円 |
自分で用意 | 3辺合計160㎝以内 |
1箱あたり300円~500円前後の月額費用が相場となります。またこれに初期費用として500円、保管したものの取り出し料(送料)が800円かかるところがほとんどです。
1年間保管した場合、年間コストは3,660円(税込)~6,000円程度なので、家をスッキリさせてより快適に毎日過ごせるコストととらえると安いのではないでしょうか。
服と併せて【その他家財をたくさん保管】したい場合には、ビル内のトランクルーム!
ビルの1区画をレンタルする従来型のトランクルームは第2の収納場所として服以外にもたくさんの家財を保管することができます。畳数単位で借りる為、たくさんのものを保管したい人におすすめです。
ビル内トランクルームのメリット
- 24時間365日稼働しているので、好きなタイミングで出し入れが可能
- ビル内にある為、セキュリティがしっかりしている
- 空調によって一定の湿度・温度が保たれる
- 衣類を含めそのほか大量の家財を保管できる
ビル内トランクルームのデメリット
- 初期費用(保証金など)が高い
- 地域によって価格が変わる
- 店舗によってサイズ展開が変わる
- 近くに店舗が無い場合は不便
- 空室が無く預けられないことも・・
- 車を使って運ぶ必要がある
- 自分で荷物を出し入れする手間がかかる
基本的に荷物は自分で運び込む手間がかかりますが、運送業者・第三者に荷物を見られることがありません。ただしトランクルームが家の近くにない場合も多いので、自家用車での搬入が必須です。
トランクルーム業者によっては自宅まで迎えにきてくれるシャトルバスを無料サービスとして行なっているところもあります。
ビル内トランクルームの費用相場はエリア・物件によって差が出る!
例:キュラーズ|新小岩店の場合
サイズ | 収納量 | 月額保管料 |
0.5畳 | 24箱 | 8,440円(税込)~ |
1畳 | 48箱 | 13,300円~ |
2畳 | 96箱 | 22,640円(税込)~ |
3.3畳 | 156箱 | 33,990円(税込)~ |
5畳 | 240箱 | 49,660円(税込)~ |
※収納量の目安は幅50㎝x奥行40㎝x高さ30㎝の段ボールを想定。
例:加瀬倉庫|西小岩の場合
サイズ | 収納量 | 月額使用料 | 共益費 |
0.5畳 | 24箱 | 3,240円~ | 2,160円 |
1畳 | 48箱 | 6,480円~ | |
2畳 | 96箱 | 12,960円~ |
※収納量の目安は幅50㎝x奥行40㎝x高さ30㎝の段ボールを想定。
ビル内に保管スペースを構えるトランクルームの場合、レンタルする畳数で月額使用料が変わります。収納スペースを借りる家賃のような捉え方です。
衣類だけではなく、その他の家財もまとめて預けることができるので保管したい荷物がたくさんある場合におすすめです。費用相場はトランクルームのある地域によって大きく異なります。
また家を借りる時のように敷金・礼金を事前に払う必要があったり、毎月月額使用料のほかに共益費がかかるサービスもあります。
まとめ
- 服をしっかり保管したい人はクリーニング店の保管が◎
- 服と一緒に他のものを保管したい人はトランクルーム
- たくさんの荷物・家財を保管したい人は従来型トランクルーム
家族が多ければ多いほど、服もどんどんと増えていきます。また着まわしを考えると、まだまだ着れる状態の服もたくさん・・。
そんな捨てられないけれど、家にあるとややスペースを取ってしまう衣類は、保管サービスを活用するのがおすすめです。
多少のお金はかかりますが、毎日自宅をスッキリ快適に過ごすためのコストと捉えると保管料を払う価値はあるのではないでしょうか?ぜひ参考にしてみてください!
ジュニア洗濯ソムリエとして洗濯やクリーニングについての知識を読者様に発信しています。宅配クリーニング全30社を実際に利用し仕上がり・サービス・コスト比較などユーザー目線と宅配クリーニングマニア目線でわかりやすく解説します。
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