「スーツをわざわざクリーニングに出しに行くのが面倒・・」
「1,500円前後のクリーニング代を節約したい!」
「汗だくの夏場のスーツを自宅で手軽に洗いたい!」
夏場はスーツのズボンが毎日のように汗だくになるのにそんなズボンを手軽に洗えずないストレスがきついですよね!
家で洗うとアイロンがけまでやらなくてはならない面倒臭さもありますが、クリーニング店に持ち込む手間と何よりお金を考えると自分で洗濯してしまいたい!!そう思っている方も多いはず。
夏場に汗ビチョビチョになったズボン・・。また2、3日後に同じズボンを着るときになんだかベタついてる感じがして、爽やかな朝が台無しになりますよね?
しかも汗をかいたズボンってしわくちゃになるので、見た目的にもみっともない印象でテンションも下がります。
そんなときにふと思うのが、スーツを自宅で洗濯できたなら・・!と言うこと。
ここでは汗をスッキリと落として爽やかにスーツを着るための、自宅でのスーツの洗濯方法についてまとめています。実際にスーツのジャケットとズボンの手洗い手順を解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はラクリー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。 |
そもそもスーツは本当に自宅で洗濯しても良いの!?洗えるスーツ・洗えないスーツについて
ウォッシャブルスーツ | 洗濯機・手洗い・シャワーで洗うことが可能 |
---|---|
水洗いできないスーツ | 基本的に自宅での洗濯は不可。ただし注意をすれば自宅洗いも可能 |
スーツには自宅で洗えるスーツと洗えないスーツがあります。ウォッシャブルスーツとして自宅で簡単に洗えるスーツはその名の通り洗濯が可能です。
そうでないスーツはほとんどの場合、自宅での洗濯が不可となっています。
ここからは実際にウォッシャブルスーツの洗い方と洗えないスーツの自宅での洗濯方法について解説していきます。
ウォッシャブルスーツの洗い方は2通り!洗濯機洗いとシャワー洗い!
もともと自宅で洗えるウォッシャブルスーツ。洗えるという事で買ったはいいけれど、いざ洗おうとするとどうやって洗えばいいの??と迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?
ここでは数ある紳士服メーカーのウォッシャブルスーツの洗い方を参考にし、スーツの洗濯方法を紹介しています。
詳細は購入した紳士服メーカーの公式サイト、あるいは電話などできいてみるのが確実です。
1. ウォッシャブルスーツを洗濯機で洗う場合
ウォッシャブルスーツを洗濯機で洗う場合は、この後解説している洗えないスーツの洗濯機を使った洗い方と同じ方法で問題ありません。
2. ウォッシャブルスーツをシャワーで洗う場合
シャワーで洗うことができるウォッシャブルスーツは、洗剤を使わない為洗浄効果はやや劣りますが、温水などを使うことで汗の汚れはある程度落ちます。
何よりも、スーツの洗濯方法の中でもっともラクな洗い方で忙しい人におすすめです。
AOKIの洗えるスーツの洗い方動画
- 内側を洗う為にジャケット・ズボンとも裏返しにする
- 40℃程度の温水シャワーで2~3分程度を目安に全体にかける
- 風通しの良い場所で陰干し(自然乾燥)で乾かす
ウォッシャブルスーツを販売している紳士服メーカー一覧
メーカー名 | 公式サイト |
AOKI | https://www.aoki-style.com/static/special_pws/ |
青山 | https://www.y-aoyama.jp/products/list.php?category_id=211 |
コナカ | http://www.konaka-jp.com/wash/ |
イオン | http://fashion.aeonsquare.net/business/neocare/ |
オリヒカ | https://www.orihica.com/column/maintenance/washable-suit.php |
PSFA | https://perfect-s.com/display/article/detail/?ak=001&acd=004-0903 |
スーツセレクト | https://www.suit-select.jp/fs/suitselect/c/Suit_washable?header |
洗えないスーツについている洗濯表示!
結論から言うと取扱い絵表示に手洗い不可のマークがついていたとしてもポイントをおさえていれば自宅で洗うことも可能です。
ただし、水洗いによってスーツの生地は少なからず傷んでしまうため、洗う頻度には気をつけましょう。毎回家で水洗いをすることは、逆にスーツの寿命を短くします。
クリーニング店で生地へのダメージを抑えたドライクリーニングやプロの技術を使ったウェットクリーニングとの併用がおすすめです。
スーツに多い【洗濯不可】の取扱い絵表示例
一番左の記載されているマークは、家庭での洗濯ができないことを示しています。ウォッシャブルスーツではない一般的なスーツはほとんどがこのマークがついています。
このスーツは表地が毛(ウール)100%で裏地はポリエステルを使っています。
スーツの洗濯表示はどこにある??
ジャケット(上着)であれば内ポケットの中、スラックスは、お尻側のポケットの中にあることが多いです。
他にも表地に毛(ウール)65%、ポリエステル35%の混紡で、自宅洗いが不可のマークがついていたり・・
さらに表地がポリエステル70%、毛(ウール)30%、裏地がポリエステルでこれもまた自宅洗いが不可となります。
家では洗濯できないし、ドライクリーニング(セキユ系)と書いてあるからクリーニング店に持ち込まなくてはならない・・そう感じてしまいますがこういったものも実際に洗うことは可能です。
後ほど実際に洗っていきます!
\細かい洗濯表示の意味はこちら!/
スーツのジャケットとズボンを自宅洗いする前に事前に知っておきたい注意点!
取扱い絵表示を見ると、取扱いに関する表示だけではなく使われている素材・繊維も記載があります。
スーツの場合は、ウール・ポリエステルの混紡されたもの、またシルクやカシミヤなど混紡されたものがあり、その比率は製品により様々です。またウール製品などは、「毛」と表示されています。
まずは使われている素材の弱点だけでも知っておくのが良いでしょう。
スーツに使われる素材の特性
素材 | 洗濯の際に気を付けたい点 |
ウール | 水に弱い・縮み(フェルト化)・摩擦に弱い |
シルク | 水に弱い・摩擦・熱・縮みやすい・色落ちしやい |
カシミヤ | ウールよりもデリケート |
麻 | シワになりやすい・色落ち・毛羽立ち・摩擦に弱い |
コットン | 水に強い・縮むこともある・毛羽立ち |
ポリエステル | 熱に弱い・シワになりにくい・光沢がある・摩擦に強い |
スーツに使われることの多い素材は主に上記のような特性があります。どの素材も洗濯する際に気を付けなくてはならないことはおおよそ同じです。
その為、これはやったらダメ!という点にだけ気を付ければ、自宅洗いで失敗することもありません。
- 摩擦を与えない!
- 色落ちに注意する!
- 熱に注意する!
- 上と下は出来るだけ一緒に洗う!
- 洗うたびに繊維には少なからず負荷がかかる!
- シルクやカシミヤ混紡品などはプロに依頼する!
スーツのジャケットとズボンを洗濯する2つの方法|手洗い・洗濯機洗いを徹底解説!
自宅で洗う方法には洗濯機と手洗いの2つがあります。どちらの洗い方が良いのか?を知るためにそれぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめました。
メリット | デメリット | |
手洗い | 型崩れ・シワなどを少なく洗うことができるアイロン掛けの時間が短縮、生地の傷みを抑えられる |
洗濯機より多少時間がかかる |
洗濯機洗い | スタートボタンを押すだけで手間がかからない、時間がかからない | 回転・機械力でシワや型崩れが起こりやすい、アイロン掛けをより丁寧にする必要がある、摩擦で生地を傷める可能性がある |
時間がかかったとしてもスーツの型崩れ・シワを極力少なくしたい場合は、やさしい手洗い。多少の型崩れ・シワはアイロンで補正しつつ、より楽に洗濯をしたい場合は、洗濯機洗いをするのが良いでしょう。
今回はできるだけトラブルを少なく洗濯するために手洗いでの手順を解説しています。
\スーツの洗濯を失敗すると・・!/
1. 事前に準備しておくもの
- 桶など・・・洗面所・浴槽でも可
- 中性洗剤・・・エマール等のおしゃれ着用が◎
- ティッシュ・・色落ちテストの際に使用
- 洗濯ネット・・脱水時・洗濯機洗いの際に使用
- ハンガー・・・肩幅に合ったもの・太め
- スチームアイロン・・アイロン掛け
- 当て布・・・アイロン掛け用
- アイロン台・・・アイロン掛け用
2. ジャケットもスラックスも色落ちテストを行おう!
まずは洗剤が問題なく使えるかどうかをチェックするために色落ちテストを行います。多分大丈夫だろう・・といきなり洗い始めると、最悪変色がひどくて2度と着れなくなってしまうこともあります。
そんなトラブルを避けるためにも色落ちテストは必ず行いましょう。
1. 洗剤の原液をティッシュに染み込ませる
使用する中性洗剤の原液をティッシュに垂らして、そのティッシュに付いた洗剤をスーツに当てていきます。
2. 洗剤がついたティッシュをスーツ(ジャケット・ズボン)の目立たないところに当てる
万一のことを考えてジャケットもズボンも目立たない場所につけましょう。今回ズボンは、外から見えない部分でもあるボタンホールで行うことにしました。
ジャケットは表ではなく内側で行います。これなら万一色が変わってしまっても誰にも気づかれません。
3. 付けた後は5分間放置する
原液をつけたあとは5分程度放置します。
4. 5分後にティッシュに色が付いていないかどうか確認する
ティッシュに色が付いている場合は、色落ちリスクが高いので自宅洗いは控えましょう。今回は特に問題がなかったのでこの洗剤で洗っていきます!
3. スーツのおすすめの洗い方はやさしく手洗い!
洗濯機で洗えるウォッシャブルスーツ以外は出来るだけ手洗いがおすすめです。洗濯機の方がボタンを押すだけで洗ってくれるので一見、短時間で楽チンなイメージがありますが、シワが手洗いよりもつきやすい分、結果的にアイロンがけで時間がかかってしまうことも。
摩擦を与えずシワも最小限にできる手洗いは生地にやさしいのでおすすめです!
では実際に洗っていきます。
なおこちらの動画ではスーツのズボンの洗い方を細かく解説しています。洗い方はジャケットも同じですので、併せてご覧ください。
水を張って洗剤を溶かす
我が家には大きな桶がなかったので、洗面所に水をためて洗っていきます。水を溜める前にささっと洗面所自体を洗って清潔にしておきましょう。
今回はおしゃれ着用洗剤のエマールを使って洗っていきます!
スーツは畳んで洗う(畳み方)
スーツを手洗いをする際にはジャケットもズボンも畳んだ状態で洗います。畳んだ状態を保って洗うことでシワやヨレ・型崩れ、摩擦によるテカりを防ぎます。
ジャケットを洗う際の畳み方
- ジャケットのボタンは閉めずに開けた状態
- 両袖を内側に折り込む
- 縦に2つ折りにする
ジャケットのボタンは閉めずに開けた状態にしましょう。ボタンを閉めると逆に型崩れを起こしやすいからです。
縦に2つ折りした状態だと桶などに入りきらない場合は、サイズに合わせてさらに折るなどすると良いです。
スーツのズボンを洗う際の畳み方
- ズボンのファスナーやボタンは閉じる
- 裾・お尻周りが表に来るようにたたむ
ジャケットとは逆にズボンのファスナーやボタンなどは閉じた状態で洗います。洗っている最中にひっかかって生地を傷めないためです。
折りたたむ際には汚れがつきやすい裾部分が表に出るように折りたたむと汚れ落ちがよくなります。
スーツはやさしく押し洗い!
水を溜めて洗剤を溶かしたらあとは畳んだ状態のまま水に沈めていきます。
この時に絶対NGなのが揉んで洗ったり、摩擦を与えることです。
ウールは水に濡れた状態で摩擦を与えると、スケールと呼ばれる表皮が絡み合って縮んでしまいます。スーツをはじめ、ウールのセーターを手洗いする際には摩擦をしないように気をつけましょう。カシミヤを洗うときも同様です。
洗ったあとの水ですが、びっくりするぐらい茶色く濁りました・・。
冬用なので基本的にクリーニング屋さんではドライクリーニングだけしかしていなかったからか、落とせなかった汗などの汚れが出てきたのかと思うと、自分でもややひきますね(笑)
ただ逆にあれだけの汚れが落とせたと考えると、すごくスッキリした感じで嬉しいですね!
生地同士に摩擦を与えるようなことは絶対NG!ウールなどの毛製品は水に濡れているときに摩擦を与えると縮んでしまいます!
すすぎ
あとは洗剤の泡が出なくなるぐらいまで綺麗な水ですすいでいきます。すすぐ際も摩擦を与えないよう注意しましょう。
すすぎ回数はだいたい2回ぐらいで大丈夫です。2回繰り返すと泡がほとんど出なくなります。泡が出なくなるまでなので3回繰り返してももちろん大丈夫です。
すすぎに使う水の温度は、洗う際に使った水の温度と同じぐらいにしましょう。急激な温度変化は繊維に対してよくありません。
4. 脱水はせずハンガーにかけて自然乾燥
すすいだあとの水を含んだスーツは水を抜いた状態で10分程度置いておくと自然と水が切れていきます。
水がしたたらなくなったらハンガーにかけて干します。ハンガーにかける際には軽く手で叩いたり、肩の部分を持って振ったりするなどして形を整えてから干しましょう。
5. 乾燥・干し方
細くて肩幅があっていないハンガーを使うと、水を含んで重くなったスーツの肩の部分が自重で型崩れします。今回は太いハンガーが家になかったので、タオルを上の写真のように巻きつけて代用しました。
直射日光が当たると色褪せや変色してしまうので陽の当たらない場所で干すようにしましょう。今回我が家では浴室に干しました。多少水がしたたるので浴室だとそれも気にせず干せます。
ちなみに衣類乾燥機がお家にあったとしても使わないようにしましょう。縮むリスクが高いです。
6. アイロン掛け
スーツは完全乾燥する前の少し水分が残って湿っている状態でアイロンがけをしましょう。完全に乾くとシワを回復させるのが大変になるのと、湿っているとアイロンの熱の影響を緩和できます。
こちらの記事ではより細かいスーツのアイロン掛けについてまとめています。併せてご覧んください!
\スーツのアイロンがけの注意点はこちらで解説/
日々のお手入れでスーツの洗濯頻度を低くしよう!
スーツに限らず、衣類をきれいに着用するには日々のお手入れが大切です。仕事を終わって帰宅してからは、疲れてお手入れどころではない・・ことも正直多いですが全く手入れをしないのとできるときにだけでもやるのではスーツの寿命も変わります。
ホコリやチリまみれ!帰宅後にブラッシングをして払い落とそう!
目に見えないだけで実はスーツの繊維の間にホコリやチリ、砂などが入り込んでしまいます。そういったホコリなどの汚れに汗や手汗、皮脂、また排気ガスに含まれる油分が混じると汚れが固着し、スーツの黒ずみや色がトーンダウンしたような状態になります。
動くたびにチリや砂同士がこすれ合って繊維に摩擦を与え、結果的に生地表面のテカりを招く原因になるのでできるだけ着用した日はブラッシングをするようにしましょう!
毎日ブラッシングをするのは厳しい!という方は2,3日に1回でも構いません。
ジャケットもスラックスもハンガーへ正しく吊るそう!
ジャケットの場合は、肩幅に合うサイズのもの、太めのハンガーを使うようにしましょう。細いハンガーだと自重で肩の部分の型崩れを起こしやすくなります。
スラックスも基本的にハンガーに吊るします。スラックス用のハンガーが売られているのでそれを使うのが良いです。
シワを伸ばしたい場合は、逆さに吊るすと自重でしわが消えやすくなります。ただし、挟んだ部分には負荷がかかるので毎日この掛け方をするのはおすすめではありません。
しわをとりたい場合には、霧吹き・スチームアイロン!
寝てしまった繊維を湿らせて復元させるには水で霧吹きをしたり、スチームアイロンの蒸気を当てることが有効です。
霧吹きを使う場合
霧吹きを使う場合、スプレーをして湿らせた後にハンガーに吊るして自然乾燥させます。その際には、風が当たりやすい場所に吊るしましょう。
他の衣類がギュウギュウに詰まっている場所では乾きが悪くなります。
スチームアイロンを使う場合
スーツに付いているアイロンがけに関する取り扱い絵表示を必ず確認をして、適切な温度でアイロンを使いましょう。またスーツの場合、必ず当て布をした上から行うようにしましょう。
ジャケットはハンガーに吊るしたまま行うことも可能です。直接スチームアイロンを当ててしまうと熱によって繊維が傷みます。少し離した状態で蒸気が当たるぐらいにしましょう。
スラックスはアイロン台を使い、当て布をした上から折り目に沿ってアイロンがけをしていきます。
スチーム機能が付いていないアイロンを使う場合
スチーム機能が付いていないアイロンの場合は、水に濡らし固く絞ったタオルを当て布がわりにしてその上からアイロンをかけていきます。熱でタオルの水分が蒸気となりスチームアイロンと同様の効果が得られます。
スラックスはズボンプレッサーが便利!
特にシワが付きやすいスラックスはアイロンがけをするよりもズボンプレッサーが手間なく便利です。またアイロンよりも低温で生地に負担をかけないのでスーツにも優しい点が◎!
臭いが気になる場合もスチームアイロンを活用!
汗や焼肉などの臭いが気になる時にもスチームアイロンの蒸気で対応します。汗はもともと水に溶ける水溶性の汚れです。蒸気に含まれる水分で汗を飛ばすことができます。
また焼肉やその他の臭いはスーツの繊維の中に入り込んだ臭いが原因です。繊維を湿らせることで繊維同士の隙間を作り臭いを逃すことができます。
汗で塩を拭いてしまったのを落としたい場合はホットタオルがおすすめ!
汗をたくさんかく夏場はスラックスに気づくと真っ白く塩が吹いてしまうこともありますよね。そんな時にはホットタオルがおすすめです。
タオルを水で濡らし電子レンジで温めたもので塩が吹いている場所を拭き取ります。水を含んだ繊維は摩擦に弱くなっていますので、拭き取る際には摩擦を与えないようにしましょう。
カビが生えた場合はプロのクリーニング店にお願いする!
白カビ・黒カビができてしまったスーツは自宅で落とすことは困難です。クリーニング店に依頼をしましょう。ただし状態によってスーツのカビは落とせても黒い点が残ってしまう場合があります。
カビができないよう日々のお手入れをしっかりし、汗の付いたままの状態で長期保管に入ることのないようにしましょう。
同じスーツの連日着用は避けて、着用後は休ませる!
スーツに使われるウールなどの素材は、日々の着用の摩擦で繊維同士が絡み、結果的にテカりに繋がります。1日着たら2~3日休ませることができるようなローテーションを組んで着用するのがおすすめです。
夏場などであれば2パンツスーツなどを買うのも◎!
スーツの洗濯に関する疑問Q&A
ここではスーツを洗濯する際に迷ってしまうような疑問点などをまとめました。実際にスーツを洗濯する際に参考にしてみてください。
Q:スーツを洗濯する際におすすめの洗剤は??
スーツには中性洗剤を使うようにしましょう。スーツに使われることの多い毛(ウール)繊維はアルカリ性に弱い特徴があります。
また生地への負担、脱色リスクなどを考えると洗浄力が強すぎないおしゃれ着用洗剤がおすすめです。一言でおしゃれ着用洗剤といっても種類があります。
以下の記事ではおしゃれ着用洗剤の選び方とおすすめアイテムを紹介していますので併せて参考にしてみてください。
Q:スーツを洗う際に柔軟剤は使ったほうがいい??
柔軟剤は生地を傷めたり、脱色などの原因になるのでスーツを洗う際には柔軟剤の使用は控えましょう。漂白剤も同様です。
Q:スーツを誤って洗濯機で洗濯してしまった場合は?
洗濯機の標準的な水流・機械力のコースで洗ってしまうとシワシワヨレヨレになってしまったり、縮んでしまう可能性があります。
中にはドライコース、おしゃれ着用コース、やさしさコースと言う弱い水流で洗うコースもありますが、手洗いに比べてやはりシワがつきやすくなります。
シワがつくとアイロンがけを丁寧に行う必要があり、結果的に手洗いの方が所要時間が短く洗濯できる場合もあります。
以下の記事ではスーツを誤って洗濯してしまった場合に起こるトラブルと対処法について紹介しています。併せてチェックしてみてください。
まとめ
実際に私もスーツを初めて手洗いをする際には、本当に大丈夫だろうか・・?とかなり不安になりました。ただ実際に1度洗ってみると問題なく洗えます。スラックスだけであれば慣れてしまえば時間もかからず洗濯することができます。
一人暮らしの方や奥さんに負担をかけたくないという方は休みの日の午前中にまとめて洗うなどすれば翌週にはスッキリとした状態で仕事に取りかかれますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
ジュニア洗濯ソムリエとして洗濯やクリーニングについての知識を読者様に発信しています。宅配クリーニング全30社を実際に利用し仕上がり・サービス・コスト比較などユーザー目線と宅配クリーニングマニア目線でわかりやすく解説します。
クリーニングしたい衣類の引取りからお届けまで自宅にいながら完結できる宅配クリーニング。
たくさんある宅配クリーニングサービスの選び方から価格が安いお店まで徹底比較しました。お店選びの参考にしてみてください。